よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

すべての人々に平等に与えられているもの

 今日から京都、大阪、広島の出張です。新幹線は満席に近い乗車率です。新幹線のおかげで、随分と時間を節約できるようになりました。

 人間が生まれてから亡くなるまでの間、一人ひとりには時間が与えられます。もちろん、寿命ががながい人もいるし、短い人もいるでしょう。したがって一定の時間が平等にすべての人に与えられているわけではありません。

 ただ、物理的時間のながさではなく、自分がそこにいて何かをするという思いをもてるという機会は平等に与えられていると思います。瞬間瞬間の連続が時間をつくりだしているとすれば、瞬間瞬間を得ることは人に平等に与えられているものだと思います。

 なぜ宇宙があり、なぜ地球があり、なぜ人類が存在するのかといったことへの疑問はきりがなく、解を得られないとしても、考える自分がいることは事実であり、疑いようがありません。時間を大切に使いたい。常に考えて、自分のなかで長期、中期、短期、そして今日一日のことを思い、準備をして行動できればよいと考えています(本当はもっと昔からそう思っていればよかったのですが)。

 瞬間瞬間を懸命に生きて行けば、例え、突然予期しないことがあり命を失ったとしても、後悔のない生き方ができると思います。しかし、うまくいかないことがよくあります。振り返ると、体調の不調や意識の堕落を起因とする精神の在り方が阻害要因になっているようです。

 一つには本当に疲れ切っていて集中できない、持続できないということであり、もう一つはどこかに、ここまでやったのだからこれでよいと慢心を持つこと。さらには外部から思いもしない影響を受け、自らの時間をうまく使えないことです。

 一つ目の問題は、日ごろから体調管理を行うこと。それは食事の量や内容、そして時間であったり、睡眠の量や質であったり、運動であったり、そして精神的な強さ弱さであったりします。あれこれ悩むことで本来積極的な方向に使わなければならない時間を無駄(後でそう思う)に使うことが多くあれば、体調も悪くなります。

 二つ目は、好機魔多しといわれる所以です。油断せず、目標を高くもちこれでもかこれでもかと闘い進むことが必要です。私は言い訳をしながら、今日は日曜だから少しは休んでもいいか、とか、土曜日だから少しくつろいでテレビを見てもいいか、と言い訳をして行うべきことを行えないことがあります。
 何かを失わなければ、本当に欲しい何かを得ることはできないというのは当たり前のことであり、取捨選択を常に行いながら行動しなければ、満足を得られないとする必要があります。

 三つ目の問題ですが、外部からの電話や連絡、突然の仕事や依頼といったものが行うべきことを阻害する要因になります。また行動の時間配分を誤ると自分の行わなければならないことができなくなります。タイムマネジメントの技術が必要です。私も哀しいかな、なかなか自分をうまく管理できません。集中していない証左です。

 人が平等に与えられた瞬間瞬間の時間をより充実させていくことが、最期の最期まで私たちに求められているものだと思っています。冒頭述べたように、人が存在しているのかということが物理的に理解できたとしても、宇宙について思いを馳せた途端に、そこから先に進めなくなるのであれば、現状を所与として、使命と決めた事柄をやり通すことが人に与えられた役割だと納得しています。

 悩みは多く、なかなか利他の活動ができてはいませんが、自己の確立を行いつつ地道に、かつしっかりと仕事をしていきたいし、生活をしていきたいと思います。

 さきほど新幹線は浜松駅を過ぎました。もうしばらく時間があるので嬉しいです。ありがとう。