活きること
いま、札幌から羽田に帰りモノレールで浜松町に向かっています。何回、何十回、何百回と、この乗り物を利用しています。人が代わり、車両が代わり、新駅ができ、国際空港ができ、辺りのビルが建設され住宅が建ち、ガスタンクがなくなり、競馬場が改修され、海が綺麗になり…。時代が代わり自分も歴史を刻み、環境も代わり、仕事も代わり…。こうしてみるといろいろなことが変化しているなかで、確実なのは自分がここにいると言うこと。生きていることだけだと思います。しかし、時間の経過と変化のなかで、活きているのかを考えます。人生のなかで、社会のなかで、日本のなかで、海外で、今の自分はただ生き長らえているだけではないという、確信をもつ活動をしているのか、について反芻する必要があると、ふと考えます。そうこうしている間にも、モノレールは浜松町に到着します…。