よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

だらだらからメリハリに

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ややもすると、怠惰な方向に行きがちな自分を真っ直ぐな道に引き戻すのは、とても骨がおれます。

目覚ましが、鳴ってからしばらく起きれないことや、電車のなかで本を読めないことから始まり、仕事の期日を自分で設定してしまうこと、食欲の虜に鳴ってしまうこと、計画の変更を自分で許してしまうこと等々がそれらです。

今のところ、これらは内的なもので、クライアントに迷惑をかけてはいませんが、心の痛手になります。明るい性格の私でも、しばらく後悔を引きずることがあります。

私の周りには、食事をしていても、お酒を極力飲まない。決まった時間に必ず帰る、会話を楽しんでも無駄な時間を過ごさない人達がいます。

彼らは皆、達成すべき目標をもち、日々仕事もブライベートも一体としてマネジメントしている人達です。かといって自分の時間はしっかりと確保していて、愉しそうにしています。

集中と弛緩をメリハリをもって造り上げているのでしょう。まさに意志を強くして、やるときはやる、やらないときはやらないというリズムがあるように思えます。

リズムをつくることで、生産性を最大化しているのだと思います。だらだらからメリハリに、これが集中を生み、自己抑制を容易にする、という仮説です。意志の強さを発揮するにしても、発揮すべき時間を短くする事で、効果をあげる。

このバターンはある意味、高いスキルを要求されることであるかもしれません。集中すれば、短時間で成果をあげられるという前提により成り立っているからです。

できるかどうかはわかりませんが、このやりかたにより後悔を出来るだけ小さくしたいと思います。