よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

緊張と弛緩のリズム

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日本には四季があり、季節季節にそれぞれの場面があります。人々は季節の移り変わりに合わせて気持ちを切り変え生活を変化させながら、自然に合わせた生活を営んでいます。

季節が移ることにより、少なくとも2回~4回は食事や衣類、そして考え方すら綾となり、私たちの生活を彩ります。四季が明確な国に生まれて本当によかったなと思います。

正月は1年の始まりのときであり、まさに一年の計は元旦にあり、というようにあれこれ1年間のことを考えますし、また、春になれば新しい事業年度の始まりにさらに決意をします。
 
また、仕事の区切りとして企業の決算は冬が幕を閉じ春になる頃の3月末までですから3月までに○○をしていこうというものもあります。さらに、夏休みまでの間にひと仕事をという考え方をもっている人もいるし、夏の終わりでに、とか冬が来る前までに、とか意識をもって仕事をすることもよくあります。
 
いずれにしても、一年に四季があることでどれだけメリハリのある人生を歩むことができているのだろうと考えると、四季の大切さが本当によく理解できます。
 
一年間に四季があるように一日にもメリハリをもって生きる必要があります。朝から昼、昼から夕方、夕方から夜、そして夜仕事が終わってからの時間といった区切りが適当です。朝から昼は一日の調子を出す時間帯で、お昼までに○○をしよう、仕上げようというながれをつくっていく必要があります。昼から夕方までは、午前中の勢いを得て、ガンガン進んでいく時間帯です。

夕方から夜はどちらかというと内部の問題を整理したり、日中はなかなか手が付かない仕事をする、あるいは人とコミュニケーションをとりながら成果をあげていく時間帯になります。

そしてそれ以降の時間帯は、明日以降の準備をしたり、新しいことを進める時間。または自分の力を蓄えるための時間として使うことがポイントです。

振り返ると、緊張と弛緩がリズムをもって一日を構成しています。緊張が長ければ弛緩を赦せるし、短ければさらに自分を鼓舞し、緊張をもって仕事をします。

季節を愛でる気持ちや季節をきっかけとして意識を変え、行動を変えることは季節を利用して自分の行なうべきことを実行しますが、一日においても自分のなかでリズムをつくり、時間をより効果的に機能させようと意図した行動をとることが有効です。いずれにしても、毎日の緊張と弛緩は、自分で自分をコントロールしリズムをつくります。


一日をうまく区切りそのなかで日々の自分を管理するなかで、強い意思、信念をもち、技能技術を高め、人間性を以てコミュニケーションをとり、成果をあげていかなければなりません。自分を動かし制御することは、他人をそうするよりも何倍も容易であることは言うまでもありません。

リズムをつくりうまく自分をコントロールすることで成果を挙げていきたいものです。