よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

期日を守る、ということ

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 日常の仕事のなかで何かを行うときに、必ず条件となるのが期日です。
 
 期日がない仕事は仕事ではありません。仕事であるためには、目的があり目標があり、そしてそのための手段があり手続きがあり、誰かが責任者や担当となってそれを決まった時間や日にちまでに終わらせる、ということが一般的です。
 
 関係する多くの人がそれを期待し、その結果をもって次の仕事が始まる、あるいはそれを前提として一連の仕事が成立するといったことが通常です。
 
 したがって、仕事のなかで、誰かが仕事の質を落としたり、期日を遵守しなければ、組織のあるラインの仕事がすべて止まるということにもつながりかねません。
 
 達成しなければならない質についての議論をしないとすれば、期日がとても大切です。
 
 したがって期日はどのようなことがあっても守る。超短期の仕事であればその場で完結しなければなりませんし、また短期の仕事であっても、一定の期日のもので成果をあげなければなりません。
 
 時間外勤務をしようと徹夜をしようと、そして人の手を借りようと、誰かに助けてもらおうと仕事を期日までに終わらせなければなりません。もっとも優れたやり方は、タイムマネジメントを行い就業時間内に全てを終わらせること。優先順位付けや、段取り、処理能力を高めることなど行うべきことは、いくつかあります。
 
 何れにしても、期日を守ることが仕事においてももっとも大切な事柄であることを忘れてはなりません。期日を守る文化がない組織は、どこかで弛緩し、質も落とす。そして、すべての対象から信頼を失い、顧客をなくし、組織を衰退させることになります。
 
 5分、10分で終わらせなければならない仕事であっても、期限を1分でも遅れることが許されないことが医療の現場にはあります。時間を守る、時間内で作業を終ることができるスキルや前提となる仕組みをもった組織づくりのために、多くの病院幹部は心血を注ぐ必要があります。