よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

自信を持った医療ができるよう

私の講演会のあとのアンケートに学ぶことが、たくさんあります。
▽理解できた
 
▽良かった
 
▽役に立った
という意見は、嬉しくありがたいですが、たぶんに社交辞令が含まれている可能性があります。

それに対して
▽病院戦略の見直しをしようと思いました

▽ギアチェンジできました

▽自分の病院のこれからに不安になりました

▽○○について、もう少し詳細に話を聞きたかった

▽次に進むきっかけになりました

という記述は本当に参考になります。

もう少し具体的にこうすればいい、ということや勇気づける話、さらには整理をして説明することに気がつくことができるからです。

何回も同じテーマで話していると、判っていると思い込み飛ばして話をしてしまうことや、詳しく話過ぎてしまうことがあり、反省することが多くあります。
次はこうしよう。もう少し資料を充実しようと、言う思いにもなります。

話し方に、そして表情に、態度に問題をみつけるいこともあり、私自身のために、話をさせてもらっているという気持ちになります。

そして、時間を割いて来ていただいている方々に意味のある、ご自身のこれからの医療に自信がもてるきっかけとなる講演会ができるよう、研鑽をさらに積んでいきたいと思っています。