よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

診療所の開業と繁栄の基本

 最近、診療所の開業ブームがきています。外来診療所であれば、あらゆる組織に対し、挨拶や連携の申し込みができます。銀行、生命保険会社、商店会、老人会、自治会、レストラン、警察、施設、ケアマネ、訪看、病院等々枚挙にいとまがありません。
 
 在宅診療所の開業時であれば、営業活動を行う機会をもてます。パンフレットや連絡先が書いてあるシールをつくり、往診時に何かあったときには相談にのります、と告知できます。シールを電話の傍に貼っておいてくださいと一言そえることが有効です。なお、いつ競合が同じエリアに進出してくるかもしれません。盛業中であったとして将来のためにネットワークづくりをしておかなければならない理由です。
 
 外来診療所で開業して時間が経過している診療所であれば、まず現状分析を行い、自院がどのようなネットワークをもっているのか確認することからはじめます。
 
 ネットワークに含めたい組織や団体のリストをつくり、関係者がすでに既知となっているか、また患者として来院しているのか、していないのかを調査します。掌握していない先にチェックを行い、どのようにネットワーク化するのかを検討することが有効です。
 
 ネットワーク作りが繁栄のためのポイントです。