自院はどのような患者さんに対し、どのような医療を提供していくのかについて戦略を明確にしたうえで、他病院や他診療所と連携をとる。また、退院支援計画を的確に立案したうえで、患者さんが退院したあとにどのような環境をつくっていくのかについてＭＳＷと連携した対応を行なう、といったことも視野に入れることになります。
結果として、
①従来より多くの患者さんが集まり、どこにもない質の高い医療を受けることができる
②治療も早期に完了し在院日数も短いが、患者さんの特性に合わせた退院支援を受けることができる
③診療所との関係も良好で、安心して患者さんを相互に紹介し合える
④機能分化した役割のなかで地域住民の健康管理を行うことができる
⑤地域住民は、日常は近隣の診療所で、何かあれば当院でといった医療の体制に慣れ、安心して健康で
豊かな生活を送れるようになる
ということを目指します。
単に患者さんの紹介、逆紹介を行なっていくだけではなく、医療の質の向上をベースとしたあるべき地域完結型医療を行なえるよう徹底した対応を行なっていきます。
