地域連携が病院の基本戦略の重要な一つであることの意味について説明します。
急性期病院は、救急患者の入院治療を行う場として捉えられています。
外来は診療所で入院及び難しい治療は病院でといった役割分担を行うことが、それぞれの機能を最大限に活かす方法であるからです。
さらに、急性期病院であるためには、看護基準を満たし、平均在院日数を短縮すること、一定の紹介率を確保することが制度的に求められています。
病院が急性期病院として役割を果たし、維持発展していくためには、
(1)入院及び手術対象患者さんが多く来院する
(2)(多くの患者さんに)質の高い医療を提供する
(3)早期に退院できる
(4)決めた収益が得られる
という状況をつくりあげていかなければなりません(続く)。