仕事のあと、東京中央郵便局に印紙を購入しに行きましたが、建替中でした。移転先の大手町ビルディングも全館閉館で、超徒労でした。仕方なく渋谷郵便局に行きました。
渋谷の街は明るく賑わっていました。人が多いのは有名ですが、とりわけ日曜日はカジュアルな人々が多く、スーツを着ている人が極端に少ないため街全体が華やいで見えるのです。
日本の人口は、関東、中部、東海のラインに70%近くが集まっていて、それ以外のところは高齢者すら減る時期が来るといわれています。
実際には、こうしてにぎわっている街にはたくさんの活気がある人々がいて、日本の次の世代につながる可能性を見せてくれています。高齢者も、できるかぎり自分の足で歩き、そして歩けなくなってもポジティブな気持ちを持ち生きていける活力をもてる環境が、ここにはあります。
以前上海に仕事で行ったときにも、これ以上の活気をみて中国の底力を感じたものですが、日本も場所によってはまだまだだと、考えるのです。
もちろん、日本中でこうした街が増えることが望ましいとは思いますが、まずは、この街から何かを生み出すことができないのか。この街にいる人々が何かを始めることができないのかと思います。
少子化対策は複合的で、経済が基盤になければなりません。
企業育成、税問題、育児支援、学力向上、海外進出、医療福祉、弱者支援、国の借金返済、そして為替や株価、不動産などなどランダムにあげればきりがない課題がありますが、日本を信じ、国民を鼓舞し、皆が頑張れるような政治さえあれば、まだまだ日本は変われるのではないでしょうか。
結局、国民一人一人がどう行動するのか。すべてはその結果に依存すると考えています。