よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄と札幌

つい2日前には沖縄にいて、札幌に入りました。たぶん15度程度は異なる気温です。明らかに一方は夏、他方は冬といった趣です。そもそも札幌では草木が冬支度をしていて、勢いがありません。 晩夏とはいえ、日差しが強く、緑豊かで熱中症に注意しましょう~…

豊作の病院経営

昨日は札幌で、今日は函館で病院に来ています。 函館は30万人の人口であるにもかかわらず道南の医療圏をもっているため、大きな病院がたくさんあります。そのなかの一つ(というより法人では道内屈指の病床数)の病院がここにご紹介する病院です。 道内で…

遠い昔の沖縄の夜

いまから何十年も前、高校生のとき一人で沖縄に行ったことがあります。東京から夜行で大阪、大阪から夜行で鹿児島。そして鹿児島から船で那覇にやっとのことで到着しました。 道すがらいろいろな人に声をかけられましたが、大学生のお兄さんたちのグループと…

まだ夏の沖縄…

仕事で沖縄に来ました。沖縄は日本でありながら日本ではない雰囲気があります。沖縄県の人の顔がエキゾチックであるということだけではなく、明らかに南国であるというイメージがあるからです。 南国。人は優しく笑顔で、あまり働かず、つまらないことは気に…

青山のサバティーニ

先日、香港でサバティーニで食事をしたときの記事を書きました。 当社の社員であるYさんのの送別会に、本人の希望もあり決定した会場です。さすがサバちゃんという感じでした。 イタリアの民謡で、移住してきた人たちが故郷を思って歌う哀愁の唄を、イタリ…

ある病院での管理者会議での私の発言

いつもこんなことを話しています。 「増患する、利用率を向上させるということを基本的な行為として、これを重点的に実施していく必要があります。なんといっても、結局はベッドを埋めるということが点数アップの帰結です。 なお、そのためにインセンティブ…

鹿児島での講演会

鹿児島で、総合メディカル主催のこれからの病院と診療所の経営の方向といった講演会をしました。 30人弱の参加者でした。 そのなかの一部をご紹介します。 まず、一番目のPPTの資料には、こう書かれています。それ以降、いくつかのページをご紹介しまし…

良心をもったDrとの会話

全国で受療率が20%程度下がっているというデータがあります。確かにホワイトボックスのクライアントの病院においても患者さんは確実に減っており、業績が良いところでも5%程度はマイナスとなっているようです。 年金や後期高齢者医療、そして被扶養者と…

医療相談及び地域連携の現状(4)

3.まとめ この病院はどのような病院を目指すのかを概念ではなく、具体的に決定していくために現状調査をしなければなりません。 現状の紹介・逆紹介患者の実態を調査することで、自院ではどのような患者をみていて、どのような患者をみていないのかが分か…

医療相談及び地域連携の現状(3)

(3)相談室としての活動(ディスチャージをベースとして) 貴院では、病棟からあがってきたオーダーを2人のSWさんがそれぞれ管理していて、それらをまとめてはいません。また整理して、それを一覧として管理するとこまでは進んでいません。 急性期病院…

医療相談及び地域連携の現状(2)

診療所から紹介してもらう患者がどのような患者であるのかを認識することにより、ⅰ)本来紹介してもらう患者さんが紹介されず漏れていることがないのかどうか、 ⅱ)ある時期には紹介があるが、ある時期には紹介がないといった期間的なバラツキや濃淡がないか…

大好きな街

香港は私がとても好きな街です。狭い場所に700万人程度の人が犇めき生きています。香港は、税金がとても安く、法人税も日本の半分しかないにもかかわらず、街は整備され、働きやすい環境づくりに政府が力を入れて活気にあふれています。 確かに社会福祉は…

大好きな景色

先週、バイトビームス社のHさんと、Iさんと仕事で香港に行っていました。 1997年に初めて香港で仕事をはじめてから、もう10年以上たちます。といっても、本格的な仕事にはならず、結局後ろ髪を引かれながら香港でのビジネスを諦めた経緯があります。 この…

爽やか空気と日常

今午前中の仕事を終わり、東京の事務所に帰ってきました。表参道は日常であり、爽やかな空気で満たされています。少し曇り空ですが、いつもの景色をみるのは落ち着きます。 仕事の慌しさや喧騒さは、日常に覆いかぶさるようにありますが、たわいのない事の繰…