よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

京都のクリスマス

日本の古都京都駅のクリスマスツリーには、まいりました。クリスマスツリーにお参りしましたではありません。 というか京都といえば、神社仏閣であふれ、自然で満たされ、純日本的な場所であるはずです。日本の歴史をつくる大きなイベントがあり、そしていま…

DPCの基本(3)

(2)システム的 ①納得できる情報を常に提供している Ⓐ病状 Ⓑ治療法 Ⓒ治療期間又は入院期間 Ⓓスケジュール(診療計画=パス) Ⓔ治療コスト といった基本的なことについてのインフォームドコンセントができているかについて 議論しなければなりません。 Ⓕ待…

DPCの基本(2)

1.はじめに DPC病院の増患について少し説明します。 増患には2つのものがあります。前回も説明しましたが、一つは患者さんが「来院したいと思う」病院にすることであり、もうひとつが病院をアピールすることにより「行ってみようと思わせる」ことです…

技術技能評価と教育のための職務基準

考課者訓練をH病院が行いました。当初は当社がアレンジして考課者訓練を行いましたが、いまではこの病院のスタッフが自らの企画のなかで実施しています。 今回は、総務がアレンジして司会となり、事務長や私、経企課長が、能力考課の必要な理由、そのための…

ロンドンから帰ってきた山田会計士

公認会計士試験に先に合格した大学の同級生で親友の山田章雄君です。 彼はピートマウイックという外資系の事務所に入り、ロンドンに赴任。私は、遅れて合格して日本のあずさ監査法人に入社しました。 山田君は、ヨーロッパのクライアントのための仕事をして…

モロオHさんと炉端焼き

いやいや、講演会の後の食事のことを説明しましょう。 この写真を掲載しなければなりません。ホテルのロビーはすでにクリスマスの雰囲気になっていますし、そしてホテルの裏側にあるお店は炉端焼~ぃ。冬の感じですよね。 結構、釧路にはこうしたお店が多い…

モロオ釧路で講演会

まだ15時だというのに、すでに日は傾き、夕焼けが西の空を覆っていました。車のドアを開けるとひやっとする空気が身体を包み込みました。 空港まで迎えに来ていただいた、モロオの営業所長Mさんの運転で、釧路営業所に到着したときのことです。その20分…

もう寝ます

明日(というか今日)の予定は、朝からT社の取締役会への出席、午後は14時からS社への訪問、社長との面談、さらにそののちは、16時30分からO社のRさんが来社し、医療関係業務のミーティング。 そして19時からは、診療所の先生ご夫婦が来社され、活…

ココチケア取締役就任しました

このたび、私石井友二は、株式会社ココチケアの取締役に就任することになりました。 先週も、今井産業主催の出雲でのメディカルホームセミナーを行い、翌日は松江で中国電力主催で、フードシステムソリューションフェアでの地域医療福祉のあるべき姿、高専賃…

背中はその人を伝える

よく、背中をみて育て、と言われます。 背中を見て育つ、といわれても正面を向いてコミュニケーションをとっていないのに、なぜそれができるのかということを考えます。背中というのは、その人そのものの行動を意味していて、いつも背景から何かをみるのでは…

ほんとうに良い病院の見分け方(1)

このブログをみた方が、あるべき病院はどのような病院であるのか、というテーマに対する情報を得ることで、読者がよい病院を見分けることができるようになる。 地域住民や患者さんから見れば、その情報により実質的に病院を選別することができるようになるこ…

DPCの基本(1)

DPC病院として存続するためには、まず多くの患者をとることが基本であり基盤。多くの患者をとり、多くの患者を治療して、病院の存在する目的を果たすことができる。患者が入院していないということは、DPC病院の機能を果たせていないこと。患者構造を…

About Isacc Jeffrey Raphael Alston

His name is Isacc Jeffrey Raphael Alston. Comes from America. He is a high school teacher in Japan. At the same time, he is my English teacher. He is a very smart and polite man, but sometimes we enjoy having lively conversations. He has m…

高専賃、中国地方への旅(3)

松江市の端に会場となる「くにびきメッセ」がありました。そこで中国電力が主催するフェアがあり、私はそこの午後の会場で、講演会を行う予定があったのです。 昨日の夜、どしゃぶりの出雲の会場で、質が高くなければ生きていけない、医療も介護も、そしてそ…

高専賃、中国地方への高専賃の旅(2)

朝は昨日の雨がうそのように、うってかわって晴れた空が澄んだ空気を開けた窓に運んできてくれました。緑のかおりが目の前に広がる山々の緑のかおりであるかのように、錯覚してしまうほど、近くに自然がありました。 私たちコンサルタントは、いつも空港から…

高専賃、中国地方への講演会の旅(1)

3日の間中国地方にいて、先ほど東京に帰りました。 広島→出雲→松江というながれです。 広島ではクライアントの病院にて患者別疾病別原価計算や職能等級制度に基づく能力考課における課題を解消するためにミーティングを重ねました。またパス委員会に参加し…

大阪の街は、香港と似ている

16時30分の電車に乗り、病院に向かうことになっていました。 講演会を行うためにです。 その前にヨドバシで買い物をし、急いでガード下にある吉野家で腹ごしらえをし(まだ夕方で昼食もたべていたにも関わらず…)、急いで横断歩道を渡りホームに滑り込み…

ココチケアと強い絆のホワイトボックス

医療型高専賃で著名なココチケアのファウンダーである近藤先生です。医療法人社団名明会の理事長でもあります。 病院ベッド数が削減されるなかで、医療型高専賃が注目されています。医療型高専賃=メディカルホームといわれていますが、DPC病院の在院日数…

MRがコンサルタントになります

今日はホワイトボックス社の顧問で、MR支援で著名なメディエンスの池上社長の主催の勉強会の講師として「病院・クリニック倒産・再構築時代に知っておくべき3つの視点」というタイトルで、講演会を行いました。20名を超える出席者でした。写真は司会を…

応接の窓からイタリアがみえる

建築家の阿部先生です。先日、イタリアから帰国しました。26日間滞在し、ローマ近郊を廻りながらいくつものスケッチを描いて帰国です。阿部先生は、ココチケアの都内にあるメディカルホーム建設の設計をしていただくことになっています。 ローマやベネチア…

コストをどう削減するのか(5)

8.コスト削減のプロセス 事務部門が単独で固定費のコスト削減 ↓ 全職員へのコスト削減に対する取り組み説明 BSC・目標管理化 ↓ 業務改革及び業務改善システムの導入による変動費率低減 ↓ マニュアル・パス・リスク・教育(四位一体)の強化 ↓ 部門別損益計…