よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

今日の出来事

軽んじてはいけないマニュアルの効用

先日、セミナーを行いました。マニュアルがいかに大切であるのかについての説明を行いましたが、以下のチェックシートがあることを思いだしました。 チェックシートを使い、マニュアルの作成及び運営の状況について自社の現状を調査してみる必要があります。…

アセアン進出支援協会の活動

コロナにより我々の海外での全ての活動が止まりました。ホーチミンの投資先、小児クリニックからも撤収です。 たぶん2〜3年は難しいかもしれませんがコロナが終息し、早期に海外との交流ができるようになれば良いと思っています。以下は5年前の記事です。 「…

リーダーの情熱が枯渇すると組織は衰退する

言わずものがなですが、組織は人で構成されています。なので、組織がうまく機能するためにはさまざまな分野の自立した社員が、それぞれの得意分野における技術技能を組織に提供し、相互の連携をもって成果をあげていくことが必要です。 組織の進む方向を決め…

組織変革4つの領域とは

組織における変革は、 個人 部署 部署間 組織 の4の領域で行われる必要があります。 一つ目は、個人で行える業務改革。自分が行動を変たりやり方を変えればできる改革です。どちらかというと業務改善といった感じでしょうか。自分の仕事の姿勢や態度、技術…

経営方針の明示と受容行動

目標をもつことで組織は成果を挙げられます。目標のない組織はありえません。 組織目標は、経営方針やそれを基礎として立案された事業計画、そして事業計画達成のためのアクションプランにより設定されます。 簡単に言えば、マーケティングを行いSWOT分析等…

大好きなカフェとレストラン

香港にはリパスルペイという場所があります。九龍と向き合う香港島の裏側です。定宿のある尖沙咀(チムサーチョイ)からMTRで行くか、少し歩き船乗り場からフェリーを使い中環(セントラル)へ。 そこからタクシーで20分程度走るか、交易廣場三期 (Three Ex…

成果を挙げる3つの行動様式

エレベーターとエスカレーターを観察すると、二つにはいくつかの違いがあることに気付きます。 エレベーターは目的の場所を決め、一気に駆け上がれますが、エスカレーターは環境を眺めながら、どこでも下りたり乗ったりと柔軟に対応できます。 速度はエスカ…

支え合い(Support each other=SEO)

誰もいなくなった街で一人で生活するストーリーの映画を観たことがあります。 もちろん、映画なので、実際にはどこかに人々は隠れていたり、住んでいたりして、最終的には一人ではなくハッピーエンドで終わるのですが、私も朝早く電車に乗るため駅にくると、…

人が創り出す美しさ

日本にはどこにでも山があり川があり、木々が無秩序に又は整然と生え草花が群生しています。自然の創り出す造形美には目を見張るものがあります。自然は美しいですね。 人はその景色をみて心を動かします。それは、遺伝子レベルで身体すべてが受ける感動とい…

イノベーターの4つの条件

「イノベーションの作法」という本を読んでいます。ナレッジマネジメントの野中郁次郎と勝見明が著者です。この本は、過去の常識にとらわれずブレークスルーを行いイノベーションをした事例をいくつもあげて、その背景に流れるものを整理し体系化しています…

愛をもって生きること

10年以上前にシアタークリエで、「異人たちとの夏」という舞台を見ました。演出家は、「幼い頃死別したはずの、父母とそっくりな夫婦と出会う。そして、彼らとの交流の中に、無償の愛を発見していく。同時に、新しく現れた年下の恋人との間にも、深い愛情が…

成功のための枠組みつくりました

人は誰でもうまくやりたいと思って行動しています。やりたいことややらなければならないことがあるからです。どのようにすれば、うまくやれるのか、満足できるのか、そして達成感を得ることができるのかを考えることが大切です。 まずは、何をしたいのか、し…

厳しい現実を目の当たりにして考えること

30年の改定により、うまく成果を挙げている病院とそうではない病院があります。前者は、国が求める政策を取り入れ、人員を集め、行なうべきことを行っている病院です。後者は、ルール通りにしようとしてもできていない病院です。その差はどこにあるのかは…

これからの時代を生き抜くために

組織がこれからを生き抜くためには2つのことを実践しなければなりません。 一つは組織の軸を確立するということです。 病院理念を明らかにして、ヴィジョンを設定し、マーケティングやSWOT分析を行い、戦略を立案したうえで事業計画を立てることがなければ…

私のマーシーレベルは無限大

私のマーシレベルは無限大という本を書きました。以前から、どのようにすれが自分が変われるのかちうテーマで考えてきたことの一つの方法として、相手が自分をどう思うのか、また自分は相手をどう思って仕事をしているのかを観察したことがあります。そのと…

医療現場の現実

ほぼ毎日病院を訪問していると、多くのことを考えます。病院には現場とマネジメントが明確に存在しています。 現場は患者さんを懸命に治療するケアをする場ですが、別途、現場を支えるマネジメントが院内で多様に行われています。 現場が働き易い環境をつく…

やるべきこと

医療のこれからが混沌としています。 国家予算の脆弱性は明らかであるものの、反する意見があり、一部にしか危機感が醸成されていない気がしています。 日本のこれからを考えると少子高齢化に処方箋はなく、人口が少なくてもいい、縮小均衡をすれば大丈夫、…

やりたいことをやること

やりたいことをすっとできることができれば幸せです。 やりたいことがあってもなかなか手がつかなかったり、やりかけて止めてしまう、止めざるを得ないことがあります。ただ、出来ていないということは結局のところ、本当にやりたいと思っていないからなのか…

病院改革の基本

以前から説明していましたが、医療は人であるということが最近さらに納得できるようになりました。 医師がリーダーシップをとれるかどうかということが最も重要なのは間違いがありませんが、例え、現場の医師がリーダーシップをとっても、トップマネジメント…

明日退院します

明日やっと退院することができます。この大学病院には3度目の入院でした。1度目は3年前の胆のう摘出で60日間入院、2度目は数日ですが尿管結石、そして今度は一部腹膜炎、虫垂炎切除で11日という感じです。いつもぎりぎりまで入院せず、予定入院は尿…

医療の継続は適切なマネジメントで

ヤンゴンのパラミ病院のMRI棟 医療の継続は利益がなければ行えません。 利益が出ない医療は、どのように優れていても継続できません。自治体病院であれば税金でその損失を補てんすることができると考えているでしょう。 しかし、それは地方財政の疲弊ととも…

幸せなこと

人がどう生きるかは、永遠のテーマです。 どのような生き方が正解なのか、さまざまな価値観や考え方があり、これだというものを普遍化することはできません。 結局は、一人ひとりが、自分がどう生きたいのか、生きているのかを自分のなかで確認し、もし、自…

忠恕(ちゅうじょ)

全国から多くの方々が駆けつけた、濱脇整形外科病院の40周年記念祝賀会です。挨拶をされた医療会で活躍する新理事長澄伊さんのお父上、濱脇純一先生の40年間の歴史や思いをお伺いし、長い間高い質の医療を継続するご苦労は、並大抵のものではなかったのでは…

職員が、やる気になる未来の階段

医療従事者は、日々慌ただしく働いています。 毎日、単純に繁忙であることは疲弊を生み、組織への執着をなくしてしまいます。医療に対する使命感だけに依存するのではなく、夢をもって働いてもらうことで、彼らが本来持っている力を発揮してもらうことができ…

最近思うこと

いろいろな病院に訪問して思うことがあります。人のマネジメントができていないことです。確かに医師が院長であり、院長は臨床を行っていることが多く、なかなかマネジメントに手が廻りません。 また事務長はさまざまな事柄への対処をしなければならないので…

増患対策のポイント

病院は、自院で診る実入院患者数を増やし続けなければなりません。医療資源を最大活用し、地域に最適な医療を提供することで、地域住民の効用をより高くできるからです。 病院は無駄な医療を戒め、求められる医療を提供できる体制を整備し自院のもつ機能を発…

マニュアルに戻ろう

最近、忘れがちになっていることで、どうしてもお伝えしなければならないことがあります。 マニュアルについてです。マニュアルを組織運営の柱に据えることが必要です。マニュアルというと、硬直的なイメージ、例えば「マニュアル通りにしか仕事ができない社…

カンボジアの病院視察

カンボジア、プノンペンの韓国系の病院に飛び込みで入り、話を聞かせてほしい、見学をといったら、マネージャーがでてきて見事に断られました。 ということで、それでは、職員さん写真撮らせて下さい的な話になり、撮らせてもらった写真がこれです。 カルテ…

先生とスタッフの姿勢が噂をつくる

診療所経営に大切なポイントは、患者さんから評価される先生のパーソナリティと、スタッフの気持ち良さであることは誰もが承知しています。この二つの要素が地域で評価され、患者さんがリピートするかしないかが決定されます。 また、同時に地域で評判が増殖…

一人一人に光を当てた教育

教育には3つの方法があります。職場内教育、集合教育、自己啓発がそれらです。 組織の現場でもっとも大切な教育は職場内教育です。職場での業務が行えなければ、適切な活動が行えないからです。 したがって入職年次ごとに業務を決めた職務基準や職務基準の…