よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

病院で会計を学習する理由

増患と単価アップ、そして生産性向上が正しく実施されているかを常にモニタリングするために会計を学習する必要がある。 増患のためには新患、新患のためには外来、紹介、救急といった具合に分析するとともに、単価アップのためには、外来でのあらゆる医療行…

増患ができなければもう生きていけない

あるところからのお話で病院が益々厳しい環境に置かれることが判りました。今後、より一層、急性期を減らし、慢性期は維持、そして介護期を減らすという厚労省の方針がみえてきています。もちろん、傾向は以前から理解していましたし、わかってもいました。…

やらないことを決める

今日ふと思うことがありました。それは、やらないことを決めることです。もっと言えばやってはいけないことを決めることが必要だと考えています。 本当にやりたいこと、やらなければならないことをするためには、いま不必要なこと、やってはいけないことをや…

都道府県別・二次医療圏データ集と高橋泰先生

国際医療福祉大学高橋泰先生の力作です。 地域の医療提供体制現状と将来 - 都道府県別・二次医療圏データ集 - http://www.jmari.med.or.jp/research/research.html 「2次医療圏データベースをもとに全ての2次医療圏データを偏差値化し各地域を評価、更に人口…

人の力を引き出すリーダーシップ

人の力を引出し、成果をあげてもらうのことはそう楽なことではありません。 自分の力でできることは限定的です。 やはり組織の大きさに合わせたシステムが必要となります。そして、そのシステムを運用する人がいる。その人は一定程度の力を持った人、信頼で…

ヘンダーソンに学ぶ看護

ある病院の看護部長が以下の資料をくれました。 「V.ヘンダーソンは、看護を『看護師は、自分の考える充足のさせ方ではなく、看護を必要としている人の基本的欲求の充たし方を中心に、援助していく必要がある』として看護のあり方を指摘しています。 ここで…