よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

組織活力の源泉は、満足を求め覚醒した個人である

人生は、ながいようで意外と短いと思います。最期のときにならないと気が付かないことだとは思いますが、若いときには感じられなかったことが、年齢を重ねることで、より実感をもってそう思うようになりました。 今日より明日、明日より来月、来年となれば、…

成果を挙げる3つの行動様式

エレベーターとエスカレーターを観察すると、二つにはいくつかの違いがあることに気付きます。 エレベーターは目的の場所を決め、一気に駆け上がれますが、エスカレーターは環境を眺めながら、どこでも下りたり乗ったりと柔軟に対応できます。 速度はエスカ…

人生とは、空気を読み続けること

「空気を読む」。よく使われる言葉です。 これは「その場の雰囲気や状況を察する」こと、「自分が置かれている場の状況を把握することや、場に存在する人の思いを読取り、自分が適切に行動する」という意味です。 場や相手、そして自分について客観的に情報…

支え合い(Support each other=SEO)

誰もいなくなった街で一人で生活するストーリーの映画を観たことがあります。 もちろん、映画なので、実際にはどこかに人々は隠れていたり、住んでいたりして、最終的には一人ではなくハッピーエンドで終わるのですが、私も朝早く電車に乗るため駅にくると、…

人が創り出す美しさ

日本にはどこにでも山があり川があり、木々が無秩序に又は整然と生え草花が群生しています。自然の創り出す造形美には目を見張るものがあります。自然は美しいですね。 人はその景色をみて心を動かします。それは、遺伝子レベルで身体すべてが受ける感動とい…

夢を分解して一歩づつ

夢のない人生がいかに寂しいものだということに、気が付く時期があります。毎日を何気なく過ごすのであれば余計そにうした思いになるし、あることをやりたいとはじめは思っていたものの、目の前の仕事に忙殺され、懸命に生きて、その日ぐらしをしても同様の…

業務改善の着眼

業務改善は、仕事をより良いものに変えていくことをいいます。日頃、継続して実施すべき事項です。 言い方はどうであれ、うまく、はやく、やすくというキーワードで仕事を行えるように工夫・創造することが重要です。「うまく」「はやく」は仕事の質を高める…

自らを生きること

人の命はそれほど長くなくて、できることも限られているにもかかわらず、すばらしい何かを成し遂げている人がたくさんいます。 小さな出来事を積み重ねながら、慎ましく、しかし地域で根を下ろし、地域のために頑張っている人もたくさんいます。また、何もし…

仲間たち

社内外を問わず、お互いに節度をもって思いやれる仲間たちがいます。それぞれの立場や仕事、性格や属性など、さまざまなものの多くを了解したうえで、一緒に仕事ができる彼らがいることで、仕事が円滑に進みます。縁があり、彼らと知り合えたことはとても幸…

不確実な時代への挑戦

先が読めないなか、前に進んでいかなければならない時代。仕事の質を上げ生産性を高めるために、3つの視点から、(教育をも含めるという意味で)広義の業務改善を考えます。 一つは、仕事の仕組みの見直しに関すること、二つ目は個人の技術技能、そしてコス…

意思決定のためのフロー

何かを決めるためには、現状分析→情報収集→仮説立案→情報収集→仮説検証→情報収集→仮説立案…というサイクルを繰り返しながら確信がもてたところで意思決定をすることが必要です。 この方法をコンスタントインターチェンジングメソッド=CIM(絶え間なくやり取…