よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

福島孝徳先生にお会いしました

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先日、野口英世財団の歯科部会の大会にご招待を受けました。

そのセミナーで脳外科の福島先生にお会いすることができました。TVや本で何度も拝見していましたが、セミナーでの肉声を聞かせていただくのは初めてです。

海外からこられて、当日も手術を数件こなされて、夕方のセミナーにいらっしゃいました。ご紹介のあと、演壇に立って説明を始められましたが、本当に飄々とそして常に明るく自信に満ちて話をされていました。

主に脳疾患治療の話が主でしたが、食事は夕食1食で大丈夫。脳細胞は1日10万死滅。しかし何もしないと20万死滅。タバコは絶対にやめなければならないなど、オープンセミナーでもあったため、一般聴衆向けのお話もありました。

昔は医療界のマイケルジョーダンといわれていたこともあったが、いまは医療界のタイガーウッズだと自分で言い切れるところもすごいですが、ご家族のお話も織り込んだユーモアやウィットに富んだお話は、参考になりましたし、とても楽しくあっという間に時間がすぎてしまいました。

48歳に嫉妬と権威主義の日本を飛び出し実力でつかんだ実績をもち、65歳の年齢で(70歳すぎまで闘うそうです)土日なく働き、地位も、名誉も、金もいらない、患者さんを一人でも多く救いたいと言うフレーズには思わず涙がでました。

医療従事者ではない私たちは、こんなかっこいいフレーズを一生使うことはできません。このときは医療に従事している方々を羨ましく思いました。

会場はまるで芸能人を囲むファンの集いのようになり、多くの人々(主として歯科医師、医師)が先生の周りに集まり、話しをし握手をし、サインをもらっていました(実は最後にチャンスがあり私も同じことをしてしまいました…)。

多くの参加した医師や歯科医師も感動させる明るく、快活で、自信に満ち溢れ、そして優しい先生でしたが、私もたくさんの感動をもらうとともに、医療業界に少しでも貢献できるよう、自らと闘う決意をした夜でした。

ドクタートレジャーボックスメルマガ「ピカピカ病院」から転載