人は誰でも最後のときに向かって生きています。しかし、その直前までは懸命に生きていきたい。弛緩せず最後まで闘い続ける人が私のまわりにもたくさんいます。
何かにとりつかれたように、自らを奮い立たせ、目標に向かって進んでいる人たちです。
彼らは何があっても困難に立ち向かい、明るくそれをクリヤーしている尊敬できる生き方をしています。私にはそうした尊敬できるかたがたがたくさんいます。本当に幸せです。自分がそうした生き方をできるようになれるよう自らを叱咤すること。それがいま、私に必要なことだと思います。
どこまでも求めていく人生は出口の見えない旅かもしれません。しかし、心にはいつも出口にたどりついたときの爽快な達成感をイメージすることができます。
目をつぶると肌がそれに触れることができます。
そのときの気持ちは暖かく、光に包まれた感触があるのでしょう。
光の渦に身を任せ、包まれて満足感に浸ることができるそのときを、その場所に行きつけることを願い、よりどころにして闘っていきたいと心から思います。