よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

朝の清々しさ

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 朝、5時過ぎに家をでて出張にいくことが多くあります。そのときに、ときどき出会う光景が朝の駅周辺清掃です。倫理の会(倫理研究所)という団体が、よくこうした活動をしていますが、そのほか私が知っているだけでも個別の企業や、さまざまな会がこうした活動をしているようです。

 もし、自分であったらどうだろうとよく考えます。
 
 清掃は気持ちがいいです。
 
 どこかの場所をきれいにするのは、自分の会社でも家でも気持ちのよいものですから、きっと駅の周辺すべてを、皆で清掃すれば、きっと気持ちがよいと思います。

 清掃は清々しいです。
 何かを達成したときには、心がすっとします。これは気持ちがいいというなかに含まれるのかもしれませんが、ある達成感を感じる、といった気持ちです。朝の清掃は、限られた時間のなかで行うため、何かをやりとげた、という気持ちになれるでしょう。

 清掃心地よい疲労があります。

 迅速かつ効率的に動くと、きっといつもはつかわない筋肉も使うことでしょう。きっと運動になると思います。身体を動かさず、時間に追われた生活をしていると、疲労する場所が違うと思います。

 いまは、気がつくと、腰を伸ばす、椅子からたちあがり背筋を伸ばすという動作をしていますが、限定的な部位だけが疲労し、気持ちがよくありません。しかし、清掃は軽度の運動をすることと同義です。

 心地よい疲労を感じて、きっと心地よい気持ちになると思います。

 継続、克己、約束、挑戦、理念、思想といったものにより彼らは動いているのかもしれません。しかし、目的はどうであれ、きっとここであげた状態に彼らは満足して一日をスタートすることになるのでしょう。いつも、声に出して、ありがとうございますと言おうと思って横を通りすぎるのですが、なかなか言えないので、心のなかで感謝しています。

 自分もいつか、どこかでこうしたチャンスをつくりたいと、ときどき思っています。