この二人は何を隠そう、ホームページをつくっている会社の人たちです。伊東さん(左)と原田さんです。クライアントのホームページの打ち合わせで来社しました。
彼らの質は思い切り高く、さまざまなところで評価されています。写真のセンスやカラーリングにおいても明らかにスペシャリティがあります。
しかし、もっともすぐれているところは、クライアントが何をしたいのかを理解し、そうした認識をもって作業を進めていくところです。
取材時の会話のなかで使われた言葉一つひとつの意味や内容。言葉の配置やキャッチコピー、そして写真の見せ方についても、そうしたコンセプトやコンテンツを明確にしているからこそ、読者に伝わるというところがあります。
言葉づかいや写真の表情が、組織目的を語ります。単に美しいとかデザインがよいといった浅薄なものではあいところが、実は認めてもらっている要素であると考えます。
よい写真やデザインとセンス。その本質として明らかにされる主体の考え方や思い。伝えたい情報をもっともうまく伝える言葉。これらがマッチして、総合的に魅力のあるサイトができあがると私は考えています。
何ごとも、一面ではなく多面的にどこからみても優れているものをつくりあげるのは、とても困難です。
何かがよければ何かがあまりよくない。おしいな…というものがあったりするのが常だとすると、私たちは、そうしたことのないよう、目を配り、そして繊細な気遣いを行いながら仕事をしていきたいと、彼らをみて思うのでした。
またまた、勉強になった昨日のミーティングではありました。