よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

やりたいことをやるための3つのルール

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毎日、朝家を出て仕事をしていると、あっという間に時間が経ち、気付くと夜になっていることがよくあります。自宅に帰り夕食をとると、そこからベッドに入るまでのルーチンをこなすだけで、あ、もうこんな時間という感じで一日が終わってしまいます。

 

食事のあと身体にムチ打ち残り仕事をしたり本を読むこともありますが、週末もあれこれ休めず一週間が瞬く間に過ぎてしまうことが日常になっているなか、翌日以降の事を考えると、遅くまでの作業を行うことをどうしても躊躇してしまいます。

 

やりたいことができているのか振り返ると、戦場にはきな臭い匂いが覆っていて戦果がみえません。死屍累々の状況に、膝を折って天を仰ぎたい気持ちです。

 

ここで、自分のやりたいことを確認し、それを行うための手順を考えてみます。

  • 自分のやりたいことにはどのようなものがあるのか、
  • それは自分のなかで整理されているのか、
  • 重要度や優先順位はついているのか、
  • 期日が明確か、

についてリストをつくります。

ただ、実はTODOリストにこれらを列挙していながら、日々の慌ただしさにかまけて管理できていない現実があります。ヤバすぎます。

 

成果が挙がりづらい状況から脱却するために、課題を見つけなければなりません。まずは分析です。

 

  • やりたいことへの思いが不足していないか
  • やりたいことへの切迫感がないのか
  • やりたいことが困難でなかなか手を付けられていないのか
  • 自分の実力を越えたやりたいことではないのか
  • 他の仕事を集中して行い時間を捻出しているのか
  • 体調管理を十分に行っているか

すべてにNOというほどうまくいかないわけではありませんが、結局他の仕事が多すぎることに気付きます。

 

もちろんそれらはやりたいことの一部ではありますが、メーンではありません。結局、生産性も低いかもしれませんが、仕事の選別が必要なのかとも思います。結局、

  • 体力を鍛えること、
  • 休みをとること、
  • 生産性を上げること、
  • やりたいことをやらなければならないことに変えること、
  • やらなければならないことへの執着をより強くすること、

いう課題が見つかりました。

 

このなかで特別重要なことを、ルール化すると、

  1. やりたいことをやらなければならないことに変える
  2. やらなければならないことへの執着をより強くする
  3. 生産性を上げる

となります。

 

すぐに成果は挙がりませんが、やりたいことを行うための3つのルールです。なぜやりたいのか、やらなければならないのかについて掘り下げ、より強い思いをもつことから始め、課題解決のための行動を起こそう、と小さな決意をしました。