よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

かかりつけ医(5)開業だよ

クリニックが繁栄するためには、クリニック(診療所)の院長が地域の「かかりつけ医」として信頼され、尊敬される医師になることです。また職員が信頼される職員になることです。

住宅地の診療所であれば、地域住民の健康管理をより的確に行うことで、また、オフィースビルの診療所であれば、ビジネスマンの健康管理を行い、あの先生がいるから安心して生活できる、そして仕事ができるという信頼を得ることができます。

そのためには、一人ひとりの患者さんに対し医師としてのプライドをもった医療を行える状態をつくりあげることが必要です。

開業にあたっては、どのような標榜科目で開業するのかを決定し

 ・どのエリアが適当か
 ・オフィース型か地域型か
 ・インストア型か独立型か
 ・単独かモール方式か

といったことを考慮するとともに、地域にどのようにアピールしていくのかの方法を検討する必要があります。校医、産業医といったくくりだけではなく、地域連携のなかで病院とどのように関わっていくのか、そして地域に浸透するためにどのような日常活動をしていけばよいのかについて。お一人で悩むのではなく、専門の外部スタッフを利用することが適当です。

今後、急性期病床のベット数が減少し在宅医のニーズが増す中で、益々診療所の開業が増加し、診療所間の競争が激しくなることは間違がありません。

医師がプライドをもった医療を行うためには何をしたらよいのかについて、すわなち実現の手段について考えていく必要があります(ドクタートレジャーボックスクリッククリニックより)。