よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

マニュアル委員会委員長M先生

 M先生、今日はありがとうございました。マニュアル委員会が来週やっと開催され、とても嬉しいです。
 M先生が、「とにかく一回やろう」といわれたときにはとても嬉しかったです。マニュアルが単なる手順書ではなく、ナレッジマネジメントの道具である。医療の質を担保するためには、マニュアルによる業務改革と、運用による教育を。

そして改訂を行なうことにより業務改革を、さらにクリティカルパスのアセスメントツール、リスクマネジメントにおける対策立案の反映される場の提供、などなどマニュアルの役立ちはとても幅広く、そして有効であることをよく理解していただいています。

 きわめつけは、医局でもつくらないと…といっていただいたこと。プロトコールガイドラインではなく、オペレーションについてはマニュアルが必要です。

その病院のやり方があるからです。その病院のやり方をそのまま受け入れるのではなく、吟味し、検討し、議論して最も効果的な仕組みにしていくためにもマニュアルが貢献します。

マニュアル委員会の人選から運営、そしてマニュアルが憲法として病院業務を標準化するために利用される、そして上記のように機能することにより、必ず大きな成果を得ることができます。M先生そして副委員長の看護師のTさん。超期待しています。

関東にある病院で、今日行なわれた会議の感想です。