よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

看護プロセスについて

 今日の病院では、病棟でフォーカスチャーティングが実施されていました。ついこの間までSOAPだったのがICUで利用していたものを、簡単であるという理由で病棟で利用することで変わったようです。
 でも、明確な方針や目標がつくれていないときには、情報の漏れがでてきます(実は簡単ではないんですよね)。病棟看護師長はその通りですとの答え。指示や簡単なメモを経時的方法で記録しているとのこと。新任の看護部長はSOAPに戻したいとの希望。

 戻したうえで診断、計画を正しく実施して看護の質をあげたいとのこと。パスも随分なじんできましたが、やっぱりパスの運用は日常の看護と不可分ではないので、病棟ではSOAPがいいですよね、と看護部長。

 看護プロセスは看護プロセスをうまく廻すという仕事である、ということよりも、患者さんひとりひとりについて正しい診断ができ正しい計画を行い、正しく行動するための道具であると考えます。現在、記録委員会がないため、オーディットができていない状況ですが、新しい看護部長の下、看護のあり方を考えてみたい、ということが検討されました。
 
 看護師さん。大変ですが宜しくお願いします。