よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

札幌はさわやか

 今、札幌のオフィースに出ています。明日の朝から2日間アパレルチェーン(全国100店舗超)の店長向けの研修があるからです。先ほど先方に訪問してミーティングしました。

 店長副店長を中心に部下の指導の仕方をメインテーマとして研修します。結局は部下と分かり合えることが仕事を円滑に進めていくためのポイントです。どうすれば分かり合えるのか、対話をする力や、その内容、その前提として彼らにどうなって欲しいのかという思い、といったものについて説明します。で、そのあとは彼らから、さらに上位の指導者からどのような指導を期待しているのか、あるいは店長副店長として何を期待されているのかについてディスカッションします。

 会社が彼らに求めているものを理解しているのか、そもそも何を期待しているのかについて明確なものがあるのかをも検証します。組織運営は、最後は人です。現場の人がどのような思想をもち、どう行動しなければならないのかを自ら理解し、あるいは能動的に認識していなければ組織はうまく機能しません。そのために組織は何をしていけばよいのか、仕組みとして何をつくりあげていけばよいのかについて議論する必要があります。

 現状で十分であるのか、不足するものは何であるのか、それはどのように誰がいつまでにつくりあげていけばよいのか…。いつも話ますが、こうした組織運営の考え方は病院にも通じますよね。店長副店長は主任、副主任ということでしょうか。

 病院では副主任になったけれども仕事がまったく変わらない、何をしたらよいのか教えてもらえないといったことが面談でよくありますが、病院においても上記が正しく検討されていることや、職務分掌や権限規程、さらには職務基準が明確になっていなければなりませんよね…ということで、自分以外誰もいない会社はとても寂しいです…グスッ。