DPC病院協議会と言う会があります。現在約70病院が参加しています。
本日はその総会が国際医療福祉大学でありました。そこで、DPCの分析が行われたり、またDRGとの比較が行われたりします。毎回の会合では厚労省の官僚や大学の先生が講演会をされたのち、協議会での会員データ検討を行うということでの進行を進めています。
日本の医療制度が大きく変革するなかで、DPCなしには今後の医療を語ることができなくなりました。まさに、診療報酬が大きく定額制と出来高に別れ、病院はここで議論してきたように、DPCを導入しなければ急性期病院としては運営できない状況になってきたという事実があります。
政策提言までをも行っていくということで、今後NPO法人化をも含め、協議会も大きく舵きりをしていくという総会での議論がありました。
今後、さまざまな協議会や勉強会との連携をとりながら日本の医療の発展や国民の効用を高めるための活動を行っていくという確認を行うことができました。こうした協議会への参加を各病院が行うことで、より積極的かつ前向きにDPCを捉え、必要な業務改革を進めていくことができるよう活動していければと思います(続く)。
「ドクタートレジャーボックス同時掲載記事」