よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

スパイのNさん

 うえ~ん。こんな時間になってしまいました。昨日はちょっと寝ておきていろいろやろうと思っていたのに、起きたらいまで~す。10時40分から5時15分まで…。そうでもないかな…。

 でもって、昨日は東京で午後スパイの方(の方、っていうのも変ですが…)にお会いしました。

 Nさんは笑顔がすてきな、しかし、根性が入った風貌で突然仲介者Hさんの横に立っていました。私はある会社の監査役として役員会に出たあと、渋谷のMTホテルのロビーで待ち合わせをしていたのです。Hさんは少し遅れて現れましたが、横に紹介しますといわれていた方がNさんでした。

 聞けばさまざまな職業を経たのち米国で暮らすうち、スパイになったそうで、米国の依頼で、あるアジアの国で働いていたけれど、無実の罪でスケープゴートにされ、結局国外追放、二度とその国には入国できないというお話でした。

 そのアジアの国は私も目をつけていて何回も何回も訪問し(多分20回近く)、いろいろな機関のかたや会社(製造業や商社)とお仕事をしようとしていた経緯があり、結構好きな国です。

 投資をするために、いろいろな会社の社長もお連れしました。なので話が合い「Rという街の施設に収監され、裁判を受けながらHIホテルに逗留していたんです」みたいな話は「Rにはそんな施設があったんですね。あそこは私のエージェントのIが事務所をもっていて、隣の街のSが繊維の問屋街ですから、結構視察に行ったものです。昔は本当にコンサルティング事務所をだそうかと思っていたときもあります…で、実はTというところにベンチャーキャピタルのJ社の所長が住んでいて…」などの話で楽しい時間を過ごしたのです。

 いまは不動産関係のお仕事や個人の財産運用のお仕事をされているとのこと。ベンチャーキャピタルを立ち上げ、病院にも関与するとのお話で、Hさんが私に引き合わせてくれたようです。
 
 みようによってはそんな風貌のMさんのあだ名はゴルゴだそうで…そのままやんけ、そいう感じでした。彼が本当のスパイであるかどうかの真偽は別として、やり手の感じできっと仕事ができるのだろうなという印象でした。
 先日も医師のなんでもやさんをやっているNさんという方もいらっしゃいましたが、この業界(きっとどの業界もそうなんでしょうが)、いろいろな人が働いていますよね。

 Nさんにお会いして、(当たり前のことではありますが)いや~まだまだ勉強することや経験しなければならないことがたくさんあるな~ということをすごく感じました。お会いする方皆さんからいつも沢山のエネルギーをもらえて幸せです。

 今日もお仕事、バッチリ頑張りま~す。