金曜日に福岡で仕事があり、お客様とお食事をさせていただいたのち、翌日は朝早くから新幹線にのり、京都に降り立ちました。大原三千院にいくためです。京都は中学校の修学旅行を皮切りに、何十回と仕事では訪れています。とりわけ銀行員だったときには、本部にいて京都支店を担当していましたので、京都のお客様のコンサルティングを行っていました(Y支店長には本当にお世話になりました)。
神社仏閣は、その前後で多くの場所を訪れ、歴史の深さにため息をついたりしていましたが、大原など京都郊外の名所に行ったことはなかったのです。
大原にはいくつかのお寺があり、その背景には到底たどり着くことができない時空の重さと歴史の不可思議さを感じました。既に紅葉の時期であり、底冷えがする気候でしたが、京都はいいな~と30回ほど口にしたほど感銘を受けたのです。
純粋に季節の気配や移り変わりに感動しながら、自然や歴史に触れ大原で学んだことが5つあります。
①いつまでもまっすぐ成長しなければならないこと
②静寂かつ品良く接していかなければならないこと
③常に正しいことを、思索しなければならないこと
④燃えるような美と、感動がなければならないこと
⑤整然としてかたちをつくらなければならないこと
京都の息を吸いながら、自然からの贈り物に必ず応えていこう、と固い決意をしたのでした。