よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

美と機能、そして生きる道

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綺麗なものにはみなが憧れます。とりわけ、形の整ったものをみるときっと機能的なんだろうといつも感じます。スタイルがいいものは機能が高いという考えは、力学的にみて正しいことも多いのだろうと思うのです。

 新幹線や飛行機は、あのかたちがもっとも機能的で合目的なのでしょう。技術的に進化するにつて、デザインもシャープになり、そして速度がはやくなっています。いまはこだまになってしまっている新幹線も開通のときはとても、優れたデザインにみえたものです。しかし今の新幹線のカモノハシ系や流動線形の新幹線はなんかいみても美しく、無駄がない思いがします。

 整っているものをみると心まで整った感じがして、気持が昂揚します。人は外見が…という本が売れましたが、すべからくすべてのものは整っている(顔はもってうまれたものですから無理ですよね…しくししく…)ものがそうではないものよりも、優位性が高いと思うからです。そして気持がいいと感じます。

 ふと新宿でみかけたビルも、空港で見上げた天井も、やはり整っていてとても綺麗なデザインを通し、求めているものの一部がすけてみえた気がします。この段階に至るまでの目にみえない苦労があったのだろうを考えると、すごいな~と思います(とりわけこのビルをつくったある法人の青年幹部は数年計画でトップからのミッションをもってここにこのビルを建築しました)。

 背景を知っているためリアリティがあり、よけいそう感じるのかもしれません。

 常に美しく、無駄なく、合理的。しかし、とぎすまされた機能や目的が明確になるようなそんな生き方を私もできればいいと思います。難しいと思います。人は常にはそうは問屋がおろさない生き物なのですから。

 しかし、そうありたいと思い続けて生きたいと考えています。一生かかっても到達できずに終わるかもしれないけれど、スキッとした頭脳で思考し、合理的で(しかし慈しみをもって)シャープな動きができる人になりたいと願っています。

 よほどの努力をし続けなければならないでしょう。でも、そうして来世に命を引き継いでいければよいと考えます。輪廻転生のなかで、こうありたいと、求める続けることの大切さをときどき思います。
 気持いい時間をずっと過ごしていきたいと…。
 
 また明日から頑張ります。