よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

創造性とともに生きる

 今、総合メディカルの新年会が福岡のホテルであり、その帰りに福岡空港のラウンジでメールをしています。とても盛大な新年会で、毎年お客様が増えている感じがします。同社が医療業界で大きく発展している証左として納得した次第です。

 さて、昨日A社の社長とミーティングしました。歯科材料を扱う商社ですがこの数年二桁で成長しているそうです。歯科業界は飽和状態であり、大変厳しいという理解をしていましたが、同社は常に業界でああらしい商品や戦略を採用し、コアの歯科医師とのネットワークを構築し急成長してるのでした。

 社長とは10年来のお知り合いで、ご家族が恵比寿にいらっしゃるので、ウェスティンのバイキングでご家族で何回もお会いするなど、恵比寿にいくとA氏というイメージがありました。常に明るく前向きでクリエィティビティをもった社長ですが、成長のお話をお聞きしてとてもわくわくしました。

 夜はやはり上場会社であるA社のK社長と財団設立の会合がありました。私財を投じて財団をつくり、信頼を資本として新しい価値をつくっていこうという志に、著名な大学教授や地域活性化をされている事業家の方、インキュベーターや弁護士の方々が集まり議論がありました。社長は環境関連の事業をされ、創業者として上場をされていますが、やはり常に思考し、創造し成果をあげてきて、サブプライムにもびくともしない株価を維持しています。

 総じて勢いのあるところは、ポジティブであり、創造的であり、そして明るい。
なによりももまわりの人々を巻き込み大きな渦を作り出している。
 大変な社会のなかで一筋の希望がここにあります。

 私たちも医療介護の世界において、常に創造的に、そして前向きに地道に行うべきことを行い、さらに新しいことをつくりあげ、成果をあげていかなければならないと思いました。昨年もいくつかの企画をつくり行動してきましたが、今年も常に仕掛け、大きなながれをつくりあげられるよう、活動していきたいと考えています。
 皆さん、地に足をつけた活動をするとともに、一歩先を読み、価値を生み出すため、一緒に創造していきましょう。