よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

空を飛ぶ夢

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 先日、仕事でミーティングをしているときに、追いかけられる夢を見たという話をしたら、Yさんという方が、自分も鮮明ではないけれど誰かから追いかけられる夢を見た、という話になりました。

彼はとてもストイックな人で、仕事以外にも、月間200kmを走ることや、映画を200本みて評論を書くこと、さらにジャズを聴き、その評論を書くことなど目標を持ち自分を律しています。

さて、私は鮮明に夢をを覚えていました。ある日は、装甲車に追われ、山の上に逃げました。そのとき、下のほうに白っぽい装甲車が横切るのがわかり、その後ろに回り込むように山の上から坂道を一気に降りていきました。後ろに回ったのでわからないと思ったのです。

降り切って左側をみると通り過ぎたはずの装甲車が私に気が付き、急停止するとともにバックをしてきたのです。私は右に走り、民家の庭の入口から入り、左を回り塀の横を通りすぎ、別の道に走り抜けました。しかし、そこには装甲車が待っていたのです。もう終わりだと力が抜けた瞬間目が覚めました。

昔はよく体が浮き上がり、ある高さまであがると鳥のように自分の意思で飛ぶことができていました。

ときどき、空を上からみると気持ちよく、自由自在に自分をコントロールすることができ、上から下に、下から上にと飛び回りました。ビルにぶつかりそうになっても、なんなく避け切り、ビルを回るように街を通りすぎていき、森があり山があり、そして山のうえから遠くの街がまたみえてくる。
そんな夢(もちろん夢を見ているときには現実だと思っていますが)を見ていると爽快で、調子がよくなることが多かったような気がします。

あまりにも少ない時間のとき、あと1時間半寝よう、といったレムノンレムロジックでの生活をしているときには夢は見ない気がします。

しかし、時間を決めず、ベルは6時間後に設定し、というようなときにはたぶん寝過ぎだったのでしょう、夢をみる。そのときの内容が違ってきたということなのです。

クライアントのYさんも驚くことに以前は空を飛ぶ夢をみていたそうです。不思議ですね。

飛ぶ夢、追われる夢、どちらかというと飛ぶ夢がよいと考えています。学者が言うには飛ぶ夢を見るのは気力や体力が充実していて、不安がなくバリバリ何かを乗り越えていくことができるということらしく、また追いかけられるのは、何かから追いかけられてつかまりたいという期待があるということだということだそうです。

何に捕まりたいというのか分かりませんが、何かを求めているということなのでしょうか。

飛ぶ夢は目的が定かではないときに何かを探していて、「逃げる」というのは例えば具体的な仕事での成果を得たいと願ってのことなのかもしれないと思います。

真実のほどは分かりませんが、最近は具体的に、仕事において、これをしたい、これで貢献したいというものがはっきりしており、そのために夢が変わったのかもしれないと納得しています。

飛行機の上からカメラでとった写真がこの記事の頭にありますが、夢ではこんな感じで空をとんでいます。実際空を飛んでいるのですから、そのとおりなのですが、こんな夢をみることがいいのか、追われるのがいいのか。

目標が明確になってきたいまとなれば、やはり追われる夢のほうが良いのかもしれません。

でも、寝た時くらい心を落ち着かせ、穏やかな夢を見たいものだとつくづく思います。