よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

翼の横で

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 いままで、飛行機の窓から写真を撮れなかった理由は2つあります。
 
 一つは携帯についているカメラでしか写真を撮っていなかったこと。そしてもう一つは飛行機は原則真ん中通路の席が私の指定席だったからです。

 つまり携帯のカメラは機内では使用禁止であるし、そもそも宇宙線を浴びる確率が高い窓側には座らないという変な決めごとがあったことが飛行機からの写真を撮らない理由です。

 以前、丘珠から函館に飛ぶとき、隠れて携帯写真を撮ったことが、心の中で大きな傷になっていて、自分の欲望のためにルールを守らないダメな人間のレッテルを自分に貼ったりしていました。

 そこで普通のデジタルカメラを購入。颯爽と、そして電磁波だろうが宇宙線だろうがものともせず、窓側の席を予約し、楽しい出張を心待ちにしていたのでした。そ、それがなんと雨模様。窓の外は雨の冷たい滴がガラスに貼りつき、そもそも外は大雨。

 雲上に出た後も隠れた景色は一度も顔をださず、地球は真綿でくるまれた乳飲み子のような様相を呈していたのでした。

 しかし、凛とした翼はとてもスマートに見えたり、しかし空港の上空に差し掛かった愛機は(自分のものではありませんが、翼を惜しげもなく見せてくれた彼女に敬意を表し、そうよぶことにしました。

 名前をつけるのは時期尚早かと…)、着陸寸前には少しあわてた風で翼を歪めたりして、というか単に着陸態勢に入ったということではありますが)ちょっとかわいいな~とか思ったりしました。

 窓側で一人カメラで外の風景というよりかわいい羽根を撮りまくっている私は異様にみえたかもしれませんが、私は悦に入り、一人とても楽しい時間を過ごしたのでした。

 横に誰も座っていなくてよかったぁ~っと。