よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

残すということ

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2月がはじまりました。今週は、月曜日から大阪、京都、函館、埼玉と転戦し、今日は札幌(写真は快速電車で空港から札幌までの車窓)です。1月があっという間に過ぎ、2月も1週間が経過したことになります。

 毎日の生活のなかで、ほぼ毎日病院や診療所の先生、そしてスタッフと戦略、事業計画、管理会計、病床管理、教育、時間外の削減、看護過程、パス、マニュアル、リスクマネジメント体制整備、ディスチャージ、ブリーフィングシステム等々ランダムにそれぞれのニーズに併せたミッションにより私たちは動きます。

 常に情報を整理し、瞬時に判断し、その場で解答を伝えていくという作業を繰り返すなかに身を置き、仕事をしていると、あるときは満足しあるときには満足できない、達成感がある、達成感がない、といった思いのなかで時間が過ぎていきます。

 しかし、本当にこれが自分の仕事なのか。いつも自問します。限りある人生のなかで何を残せるのか。徐々に塵が積もるように、何かは残っているし、一つ一つの形はつくっているけれども、何か足りない感じがします。

 「残す」ことは、とても重く、今の日々の生活のなかの仕事を切り出し評価する、といった姿勢では対応しきれないテーマではないか。自分には、人生を賭して何かをつくる覚悟がないのではないかと感じます。

 何かを残すためのすべてのものが足りていない、仕事の構造を変えていかなければ、本当の結果を残せない。今の仕事をつくり直し、次のステップに進む。

 残された時間を効果的に活かすための熟考が必要です。 

PS:さて、この号で1000号の記事になりました。

 ありがとうございました。読者のみなさんには感謝しています。これからさらに、2000号めざしてブログを続けていきます。

 より医療、そしてホワイトボックス社とココチケアとの関係が強化されたなか、介護についてもより高い志をもち、読者の役に立つブログづくりをしていきたいと考えていますので、ご支援よろしくお願いします。