よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

シンガポールからの来客

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 シンガポールから来客がありました。今井大造さんの友人の中畝(なかうね)氏(左側)、そして彼の友人である一ノ瀬さんです。中畝さんは、昔からアジアに興味をもち、日本でも事業を行いつつも、アジアに足を向けるようになり、そのなかでいくつかの国とのビジネスの関係を築いてきた人です。

 一ノ瀬さんは、高校を卒業してオーストラリアの大学に進み、学位をとって(ちなみに大学院は京都大学)、そのままアジアで働くなかで、いまのプライベートバンカーという仕事を始めたそうです。

 彼らは、かなりの経験をもち、また知識をもって活動しています。

 中畝さんは、日本で投資指示を出すだけではなく、年に何回もシンガポールを訪問し活動していますし、一ノ瀬さんに至ってはほとんど現地に溶け込み、多くの仲間を得て仕事をしています。日本人というより、アジア各国の方々との交流のほうが、大きいと話をされました。

 私達はあらゆる業種へのコンサルティングサービスを提供していますが、病院や介護事業において一定の方向をもって仕事をしています。
 
 彼らは富裕層向けにプライベートバンキングを行っていますが、そのなかの一部は医療や介護に関連した経営者であったりします。

 その部分で顧客が合致ており、両者はコラボし、知識を出し、情報を出し、そして具体的に処理を行うといった役割分担をしながら、よい医療や介護を提供できる体制をつくりあげていくことができます。
 
 とりわけ、医療や介護を海外に輸出する時期が早晩到来する現状において、日本とアジアの他の国との間で関係をつくりあげておくことはとても意味があります。すでに、彼らの日本での顧客に対する我々のアドバイザリーが始まっており、関係が強化されつつあります。

 これから協力してアジアをキーワードに両者の活動が活発になればよいと考えています。