まかせてござん?は島根の方言で、まかせてくれない?という意味です。
彼はYさん。この島根県でトップ建設会社の役員の一人です。この会社の仕事で私たちは、この地域に入りました。仕事が終わって帰る前、考え事をしているYさんです。
震災があり、復興が急がれているなかこの会社の役割にはとても大きなものがあります。
勿論、東北地方に行って復興支援をするというのではありませんが、日本を活性化するのは、こうした地元の企業の力に負うところ大です。
これからの日本をつくるのは地元企業。彼らが懸命に工夫をし、創造を繰り返してつくってきた日本をどのように活性化していくのか。これから正念場のときを迎えるなか、彼らの力が必要になってくるのです。
地域のダムをつくり、トンネルを掘り、路をつくり、橋をかけてきました。住宅をつくり、学校をつくり介護施設をつくり、そして街にでて店舗をつくり病院をつくり…。
私たちはこうしたインフラを何げなくつかっていますが、必要な施設や設備をつくってきたから社会生活がうまくできているということを知らなければなりません。公共事業の是非はあるとしても、私たちの生活を豊かにしてきたことには間違いはありません。
復興をも含め、これからさまざまな分野で、国民がよりよい生活を送れるよう、この分野だけではなく、皆がそれぞれの領域で頑張る必要があります。
彼らにとても期待です。
なお、仕事中、少し悩ましい表情をしているYさんですが、本当はいつも、もっと笑顔の人であることをお伝えしていきます。