よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

りそな総研は病院コンサルに熱い

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 先日、りそな総研東京のメンバーと病院に訪問しました。幹部面談を行うためです。一日かけて7名の方々からお話しをお聞きしました。

 その病院は、これからの改革を推進していくため短期診断を同社に依頼し、ホワイトボックスがその一部を受託したのでした。厚労省の政策からして、また経済環境の厳しさからして、この数年の間に多くの病院が、将来における医療介護の在り方を真剣に考える時期にきています。

 組織縮小、組織維持、組織拡大により、また業態をどうするのかといったテーマをも含め、戦略立案を徹底して行わなければなりません。

 短期診断は職員アンケートにより、病院のすべての実態を把握するとともに、医事や財務マターでの超調査を行うことにより病院全体を把握し、幹部に報告することで戦略立案の糧としていただくことを目的として実施されます。

 単なるSWOT分析ではなく、さまざまな角度からの現状調査を行うことで、到達点を明確にして、生まれるギャップを認識、解決策を検討し、計画立案を行います。病院が組織一体として活躍できるかどうかは、戦略が正しく立案されるかどうかにかかっており、そのために短期診断は有効な手段として、多くの病院から期待される企画です。

 この日、Aさん(左)とY部長は、朝10時から午後4時近くまでの面談で、ずっと面談をしている私の横にいて、メモを取っていただきました。

 少し疲れ気味といった感じですが、次の仕事に向けて気合をいれて頑張っているのでした。

 お二人の活躍にエールを送りたいと思います。