よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2005-04-16から1日間の記事一覧

眼底検査3回、結果記載なし事故の一種

ついでにリスクマネジメントについてのお話。 ハインリッヒの法則で~す。確かインシデント(未遂=ひやりはっとというんです)300件に29件の医療事故があり、そのうち1件は重篤な事故になるんです。 さきほどの「医療事故は患者さんの協力も必要です…

医療事故防止は患者さんの協力も必要です

財団法人の日本医療機能評価機構が病院の評価を行い、結果を発表しています。 業界では機能評価といって略していますが、いまからちょっと前、この評価をとっておかなければ、未実施減算(とっていないと病院収益が落ちる)になるといった噂がでて、みんな必…

よい病院(1)いろいろあるけどよかったです

今日の新宿の近くの山手線の駅から少し歩く、大きい病院は本当に形式ではなく、実質的によい病院でした。マニュアルがあるかどうかは別として、誰もが心地よい仕事をしていました。採血時、手袋をはめ、消毒し、紙と採血管をチェック、お名前をおっしゃって…

病院のマニュアルは、単なる手順書じゃないんです

一般的にマニュアルは、手順書として考えられていますが、実はすごくいろいろな効用があります。 手順、留意点、必要な知識・能力、接遇といった項目が我々が作成をお願いするマニュアルです。 業務の作業が手順、それを説明するうまいやり方やコツが留意点…