よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

よい病院(1)いろいろあるけどよかったです

今日の新宿の近くの山手線の駅から少し歩く、大きい病院は本当に形式ではなく、実質的によい病院でした。マニュアルがあるかどうかは別として、誰もが心地よい仕事をしていました。採血時、手袋をはめ、消毒し、紙と採血管をチェック、お名前をおっしゃってくださいの声かけ、○○です、と応えると、これを呼んでください、と採血管を目の前にもってきて、再度OKを出し、やっと腕を消毒、「ちくっとしますよ~」ともいわず、いきなり針ブチはあったけど(最近はゴム管まかないんですね)、そのあとの止血の処置は丁寧で、笑顔で説明してくれました。いや、ちょっとしたことだけどスクマネジメントも徹底しており、てきぱきと無駄なく、合理的に動いていて印象的でした。

ただ、診察室で話すことが他にまる聞こえで、スタードクターが、「もうあまり悠長なこといわずに、
いい先生紹介するから、手術しちゃいなよ」と説明していらっしゃいました。あまり重篤ではない疾患を扱う標榜科目ですが、個人情報保護施行月で、ちょびっとびっくりしました。これはこれから設備の問題もあるから、急には直らないよね。

でも良い病院には変わりなく、そのスタードクターは格好良かったです(本をいっぱい書いています)。

検査予約の看護師さんも私の顔を見ながらM先生の空いているときは、え~と、5月31日か、って一ヶ月以上先じゃ~んと思ったけど、もっと早くできるかな~5月16日はどうですか、っとちょっと悲しい目しただけで気がついてくれて2週間も短くしてくれたから、いい看護師さんでした。
ありがと~おう。

でもって、オーダリング入れているはずっぽいのに、検査予約ノートは手書きで、なかなか合理的なことしてるなって思いました。