よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

2012-09-23から1日間の記事一覧

DPCはデータの宝庫しかし、それだけでは問題解決できない

DPCのデータを駆使すれば、患者の状況や収益の状況はアッという間に把握できます。 しかし、DPCデータだけでは、原価は把握できません。 患者別疾病別原価計算をしてわかることは、半分近くの患者が赤で退院していることです。 赤の理由は、DPCの点…

病院原価計算を導入したけれども使えない病院続出

現状、病院原価計算というと、部門別損益計算(診療科別損益計算)及び患者別疾病別原価計算を指すと思われます(本来は、特殊原価調査といわれる経営意思決定のための正規の簿記の埒外で行われる原価計算もあります)。 これらを扱うさまざまなソフトができ…

業務の見直しは、改善の基本

先日、病院の中間管理職セミナーでの話です。常に、業務改革をすることが、これからの医療の進む道。仕事をルーチン化しないで、見直しをかけ続けることが大切であると話ました。 マニュアルの作成と運用を通じて、現在の仕事のやり方が正しいのかどうかを確…