よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

もっともっとコミュニケーションを

いや~、びっくりすることが沢山あります。

我々はほぼ10年程度病院のコンサルティングをしていますが、驚くのは看護師さんから医師のこと、病院のことについて沢山のヒヤリングをするなかで、毎年びっくりするような医師が、増えている、ということです。

勿論話を聞くのは一方的であり、医師本人からの抗弁も聞かなければ客観的な判断はできないかもしれません。しかし、看護師さんの話は間違いなくリアリティがあり、とてもうそであるとは思えない話が多く、真実であると考えています。

不真面目な医師や、技術のない医師、知識がない医師等枚挙にいとまがありません。
しかし、こうした医師を断固排除する姿勢でマネジメントをしているトップとそうではないトップがいるのも事実であり、したがっていつまでも事実がつかめず、患者さんにしわ寄せ(転院や死亡といった)がきてしまうということになります。

我々は第三者であるため、だから話易いということがあれば、我々を利用して現場の問題をどんどん表に出すことが有効であると考えます。皆さんと知り合いになり、そして病院病巣の真実を語り、事実を認識したうえで、それを修正していくといった活動を支援したいと考えます。