よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

すごいですねIT装備

 医療法人M会のF事務長と昨日お話をしました。

 フォーマで訪問看護の看護師さんとのミーティングはじまるそうです。こっちはPC、向うはフォーマ
で全員と会議ですと。どちらかというと伝達会議の部類でしょうけれども。何十人との話はいっぱつでOKですよね。で、グループホームの施設長さんだちのと会議もこれですって。

 既にこの医療法人はPCとモバイルをつかって、どこでもいつでも患者さんの最低限の情報を入手し、訪問看護や介護に役立たせています(このシステムはS医師=工学部に入りそののち医学部に転部したんですよ=のつくったものですが)。

 で、もって、ほかにいっぱいITを利用した管理の話をしてくれました。
IT化され、業務が合理化された医療法人です。先日200名集めて医療法人方針発表会が行なわれましたが、エイエイオーっていう雰囲気でもりあがっていました。

 トップのリーダーシップや、工夫創造を繰り返す幹部や職員が多くいる法人は、みんないきいきとした顔をしています。ITの無機質なしかし優れた機能は、こうした職員に利用されてはじめて質の高さを担保する機能として活かされてくると感じた事務長との1時間でした。