よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

北の病院

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私はローカル線に乗り、雪降るなかを札幌から小樽、小樽から倶知安(クッチャンです)、倶知安から車というながれでモニタリング先の病院に向かっています。
今朝、ホテルから出て会社の駐車場に行きました。車のエンジンかからず、慌てて電車コースに変えました。といっても吹雪なので少しホットしたりしています。
峠を越えるときにスリップして…、雪でがけ崩れ、いや雪崩に巻き込まれて…大雪で前が見えず埋もれたまま1週間見事に生還。拍手で迎えられる…とかいろいろ考えました。

車で行くと2時間半、電車バスだと3時間ということで車にしようと決意したのでした。車窓から見える冬の北海道は、白色一色で清々としているものの、何もかも遠く見えています(写真)。
ふと駅で買った北海道新聞を取り上げると、一面には医師引き上げ拡大の字が目立って大きく書かれていました。研修医制度による大学の医者不足。国は何もしてくれない。という記事のなかでは私が訪問している複数の公的病院等の医師が3月で大学に帰るという話が載っていました。お会いしている事務部長や担当課長、院長の顔が思い浮かび、虚しさがこみ上げてきました。やはり、北海道はとても厳しい冬を迎えているのだと感じました。