よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

事務長の役割にはとても大きなものがあります

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先日、堺市において、「これから成長していく病院の科学的な組織マネジメントとは」事務長の使命と役割というテーマで大阪地区私立病院事務長会主催の講演会を行いました。
 約20病院が参加されました。
(1)メインの業務は仕組みづくり

(2)従来の業務は次長をつくる。あるいは代替的な役割をもった者へ移管

(3)ASCS+PDCAにより戦略的及び行動的に活動する

(4)現場のツールの理解。組織マネジメントとの融合

(5)副院長級(マネジメント担当)の業務

(6)数字により情報開示及び医師への提供。医師がデータにより働き易い環境を整備する

(7)急性期でも慢性期でも管理会計をベースとした動きができなければダメ

(8)決めたことを毎週チェック。必ず実行していくことが必要。

事務長は、本来の組織運営を行うリーダーとしての役割を負うという結論であり、劇的に変化する病院環境を乗越えるために、事務長の役割には大きなものがあるというまとめをしたセミナーでした。
 
帰りに見た、駅の前にあるモニュメントと、明るい空に輝く月のコントラストがとてもきれいで、さわやかな夕刻でした。