いま、札幌事務所に到着しました。
電話をクライアントの病院においてきてしまいました。Yさん、本当にご迷惑おかけしました。明日電話東京事務所にお送りいただけるとのこと。東京で受け取らせていただきます。ありがとうございました。
急いで出たらダメですね。わすれちゃうな~みたいな予感がありました…しくしく。
で、今日泊まるホテルがどこだかPCでみなければならず、でも、移動中列車のなかで頑張りましたが、ピッチじゃ走る地方の列車からは接続がなかなかできず(電話だったら確認できたのですが)、遂に電池ぎれ…。でもって事務所でLAN線つないで泊まるホテルが判明しました。よかったよかった。
ということで終わっては申し訳ないので、先日セミナーで厚労省医療課原課長からお聞きした来年の診療報酬改定の骨子を以下書きましょう。
【20年の改正の方向】
①産科・小児科は配慮
②勤務医の負担軽減
③外来評価(初診・再診)
④がん対策
⑤心のケア
⑥7:1の条件変更
⑦技術評価
⑧アウトカムの質の評価
⑨歯科への対応
⑩診療所への対応
⑪後期高齢者への対応
⑫地域連携パスの拡大
もう皆さんはほとんど予想していた通りでしょうね。
ディテールは判らないことがありますが、診療所の再診料の改定や7:1の見直し、亜急性期の見直しや地域連携パス系、アウトカムの評価(回復期も含む)は、思ったとおりですね。後期高齢者への対応についてはまったく不明という感じですが、点数の枠すなわち定額制が導入されるかも。
先日N医師と話したときも、いやいや医師も2交代制にしてもらわないと、もう限界だ…とお話されていました。N医師は朝の1時までムンテラしているような在宅医です。救急救命も経験あり、活動的で真摯な大好きなタイプ(変な意味ではないで~す)医師ですが、やっぱり志には限界がある、っていうことです。
他の開業医の先生も、何年も前に一度診療所に来院した患者が夜中に診てくれといっても診れない。かかりつけとして自分を考えている患者さんは、気を遣ってくれて早めに対応して夜電話はかけてこない。夜電話をかけてくるときはよほどのことだから絶対に診るとおっしゃっていました。
この先生も以前にも書きましたが本当に尊敬すべき先生です。勤務医だけではなく、開業医や在宅医も疲れている、もっと支援しなければならない、仕組みをつくらなければならない、これが私たちの偽ざる気持です。話がそれましたが、でもって、勤務医の負担軽減があるのでしょうし、またしかし、かかりつけ医や在宅医の24時間診ます、はうたい文句だけれども実際は無理っぽいということもわかります。診療報酬下げても開業医は在宅医には全員なれない。
メンタリティの問題だといった話も以前しましたが、どうも制度改正と現実は一部ちぐはぐがありそうですね。
今、気が着きましたが、この記事が500号です。わ~い(自分でお祝い…さみし…)。皆さんありがとうございます。1000本、いや1000号めざして頑張ります。