人を採用する、そしてマネジメントするために、どのような仕組みが必要なのかということについて、初期の初期ですが、いくつかの規程を作成していました。
人が大切であるのは、どの業界も同様です。人を育成する、そして教育する、あるいは一定の方向に誘導できるようマネジメントしていくことは、将来の投資であり、現実を乗り越えるための重要な仕事の一つです。
社長と昼食をいただきながら、日本について話をします。政治経済、景気回復、財政、雇用問題といったことがメインですが、結局結論は、私たち一人一人ができることを徹底してやろうということです。
住宅会社の社長はディテールにまで気を配り、仕組みをつくり、教育を行い、数十人のスタッフへ方向を示しています。
ディテールにまで知って、リーダーシップを発揮することが、いかに重要な社長の役割であるかを、京セラの稲盛氏も話していますが、まさに彼はそれを地でいっている人だと思います。
100億円になんなんとする売上を上げていた会社の社長でありながら、戦略と戦術、そして戦闘についても、丁寧に社員に説明している姿をみると、本当に頭が下がります。
トンネルの向こうになにがあるのかは判らない。
しかし、自分たちは一生懸命に変えていこう。
政治でも国でも、他の誰でもなく、自分たちができることを懸命に行い、少なくとも自社が地域で評価される存在として仕事をしていかなければ。
社長の言葉に勇気をもらった気がしました。