よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

KPMG伊東さん

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 監査法人を辞したあと入行した、信託銀行員時代は、私が仕事に対する姿勢をつくりあげた時代です。多くの優秀な仲間と一緒に仕事ができた経験は私の人生の宝です。

 銀行の中でいまでも銀行のなかでコンサルティングを行っている仲間もあり、また既に銀行の外に出て、大手企業の企画や企業経営に関与するなど当該企業の中枢にいるメンバーも多数います。

 同じコンサルティング部に所属していて銀行を辞めた伊東さんもそのなかの一人です。KPMGのなかで責任のある立場のコンサルタントとして、外部に対しコンサルティングを行い、業績への大きな貢献をしています。

 伊東さんは銀行員としての厳しさと、コンサルティングファームとしての繊細さや大胆さを兼ね備えている人ですが、とりわけM&A領域ではよく知る大型案件をとりまとめ、さすがKPMGという感じがします。

 もともとあずさ監査法人がアーサーアンダーセンの消滅後、KPMGと提携したこともあり、KPMGには私の過去と今を結ぶコンサルティングファームとして、とても親しみを感じています。

 KPMGのヘルスケアについては別チームがありますが、これからの医療介護業界が、外部からの資金調達や外部とのコラボレーションを活性化しなければならない現状においては、伊東さんは、とても近しい領域で業務を行っていると考えています。

 この日は、会食をとるなかで久し振りに旧交を温めたという感じではありましたが、今後ホワイトボックスの連関する各ファームやファンドとの連携のなかで、KPMGも一役買って欲しいという依頼も含めての話になりました。

 今年も、彼らのような外部の有能な叡智を集めつつ、医療介護業界において、先進的な業務を進めて行くことができればよいと考えています。