よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

良い病院はここが違うね

昨日行った病院の理事長は、とても素晴らしい理事長です。医学生のときの夢を持ち続けて40年、医療の最前線で頑張ってきました。その病院は理事長のリーダーシップで良い先生が沢山集まります。

職員は皆前向きです。病院改革まっさかり。患者さんのために何ができるのか、病院のマネジメントを考える管理職は銀行から来た人が多いです。私も銀行に8年間いましたが、なかなかいないタイプの管理部長です。

理事長や幹部は看護師さんやコメディカルの立場にたって物事を考えています。T先生は、直接部門の職員の接遇について話をしていたときに、間接部門の人のお客さんは現場の職員だから、職員に対して付加価値の高いサービスを提供すれば、それが患者さんに現場の職員が貢献することにつながるよ、と説明していました。

こんなドクターが沢山いる病院は良い病院ですよね。皆さんどう思いますか。