いつも弊社近くのビルを見ると、気持ちが高揚します。とても遅い時間まで、ビルの窓の明かりがきえません。近くのホテルから見下ろす景色も、おなじようにたくさんの人がそこで営み、活動し、何かを生みだしていると思うと、いてもたってもいられないくらい、ポジティブな気持ちになるのです。
自分たちの生きている空間や時間は、自分の見える範囲しか確認できません。しかし、実際は自分たちはそのなかのほんの一部であり、小さな部分でしかありません。
全体を俯瞰すれば、本当にけしつぶのような存在です。そのなかで、苦労しながらあらゆるものに抗っている(あらがっている)自分はとても滑稽です。
しかし、そんな自分を理解しながら、夜景のなかにあるビルを見ると、自分だけではなく、多くの人々が何かを達成しようとしたり、何かに抗って生きている。何かをもとめている人々がたくさんいることを実感すると、私も頑張ろうという気持になるのです。勇気がでます。
例え小さなことでもやりきり、達成感を得て生きていきたいと考えています。