よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

珈琲の役割…

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 人通りがあるところで、飲む珈琲と、仕事をしながらいただく珈琲は役割が違います。

 前者であれば、例えば、喧騒ななかに心を癒し、自由になるためのきっかけとなるものですが、後者は、これから仕事に立ち向かうために気を引き締め、自らを一定の方向に振り向けるため、精神を研ぎ澄ますためのものであると考えています。

 街のなかで飲む珈琲は、生命とフィジカルへの弛緩をもたらすし、会議室の珈琲は、意識を覚醒するための機能をもっているということができます。

 同じ珈琲であったとしても、それぞれの場面でどのように感じ、そして意識するしないにかかわらず、どのようにとらえていくのかにより役割が違ってしまうとことは興味深いものです。

 主体の気持ちの持ちようにより、あらゆる客体は意味を異にするということだからです。

 どのようなものであっても、事象であっても、結局は私たちがどのように捉え、どのように考えていくのかによって全く意味が異なるということを、私たちは知っておく必要があります。

 すべては自らが考え、行動するというなかで、客体が支配される。客体に支配されて私たちがいるのではないという思いを肉化している人は、主体的に行動できる人であると考えます。

 すべては自分にある。自分がどう思うかが重要であり、他律的に動くものではない。
ということを珈琲から、再度学んだのでした。(論理に飛躍があろうがなかろうが)これを契機に常に戦略的に、そして主体的に、能動的に行動する。また今日も原点に戻ることができました。