13時から、りそな総合研究所の企画による医療型高専賃の講演会を行いました。
早朝東京事務所で6時から仕事をして新幹線に飛び乗り、新大阪で弊社大阪メンバーとミーティングと食事をしてから御堂筋線で本町に。本町から蝉がシャンシャンと鳴いている道を5~6分歩き大阪りそな銀行本店に到着。地下2階の大きな会場が今日の仕事場です。
タイトルは、医療制度改革の救世主となる医療型高専賃の成功事例。私は、この3年間、医療制度改革におけるメディカルホームの優勝性を全国で説明し続けています。
もう既にこうした講演会は、東京、横浜、札幌、旭川、大阪、京都、広島、松山、出雲、松江、浜田、博多と行ってきました。
東京では9回、広島でも4回という複数回行ってきた地域もあります。中国地方は今井産業と連携し、
また東京ではヒューマンヘルスケア社や高齢者賃貸住宅新聞社、そして北海道はモロオ社など、それぞれ医療や介護に連関した事業を展開している会社の主催で、こうした講演会が続いています。りそな総合研究所はりそな銀行と連携して今回の講演会の準備を進めてきました。
大阪では既に多くの業者が高専賃を建設していますが、運営がうまくいくところとそうでもないところに二極化しているという話も聞きます。
医療型高専賃は、病院や診療所が運営する高専賃で、医療介護のすべてのサービスをすることができます。自院の患者さんの出口として活用する法人が多く、結局は平均在院日数短縮や稼働率向上のために成果をあげています。
ホワイトボックス社ではDPC病院をはじめ、多くの病院コンサルティングを行ってきており、また、医療型高専賃を運営するココチケア社の取締役であり、現場での課題や取り組みをリアリティをもって説明することができます。
さて、講演会ですが、約80名参加者に対し、りそな総合研究所大阪責任者である白戸常務(写真中)の挨拶があったのち司会の方に私の紹介をしていただきました。
私は、日本の医療制度改革のながれや、欧米との比較、そして消費税や財政逼迫から貴院する益々の病院淘汰、有料老人ホームのデメリットからの脱却、ト口施設の限界、医療と介護の融合、軽装備の病院、ストーリーのある運営といった切り口で話を進めました。
結論的には、介護スタッフや訪問看護師の質を向上させる、そして病院については戦略を明確に、強みをつくり医師を中心においた病院経営を行うべきといった、病院経営に関する説明もさせてもらいました。
講演会のあと、4名の来場客と名刺交換、個別相談を受けて16時すぎに。それから応接でこれからの戦略や過去りそな総合研究所メンバー6名と一緒に行ってきた病院コンサルティングの総括やこれからの戦略について、議論百出しました(写真下はいつも明るい安部部長と石部部長)。
彼らも皆銀行出身者であり、私も同じ職業であったためか、なんの隔たりもなく議論ができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
そののちはお決まりの酒宴。
私も含め5名で円卓を囲み中華料理。これまたビールや食事を堪能しつつ、大騒ぎになりながら、またまた仕事の話で盛り上がったのでした。
アクティビティの高いメンバーが揃っているりそな総合研究所、恐るべし…。