よい病院、よくない病院の見分け方[石井友二]

マネジメントの巧拙が、病院の良し悪しを決めます。多くの病院コンサルティングの成果をお伝えし、自院の運営に役立たせていただくことを目指します。職員がやりがいをもって働ける環境づくりも、もう一つの目的です

部署間、部署内コンフリクトとは?

  

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 この記事は6年前(2014)のものですが、いま(2020)でも思いは変わりません。

 コロナの時代、一歩前に進むために我々がどの業種においても行わなければならないことだと考えたので加筆し投稿しておきます。

 

 本日、病院で中間管理職勉強会をしました。

 

 勉強会では、部署間、部署内コンフリクト(衝突)をどう解決するのかについて簡単に説明しました。もともと、組織にはセクショナリズムや、自己利益優先という性格があります。これらを更に助長する事案の検討でした。

 

 いくつかのポイントのなかから、もっとも理解して欲しかったことについてご紹介します。

 

 「嫌いな人だと、どこかで仕事が疎かになる。好きな人だと、仕事は楽しいという思いを持つ人もいると思いますが、仕事は、個人的な感情で行うものではありません。

 

 とはいうものの、どうしてもそうなる。なので全ての職員は仕事で他人から好かれるよう力をつける。仕事の姿勢や態度、他から求められる人にならなければならない。

 組織目標を達成するため、どうすれば、それができるかを考えましょう」と説明しました。

 

 また、「私がこの部署や部下を守るという気持ちは大切だが、組織は全体として機能しなければならない、

 

 さらに、自分の部署がよければ(他部署はどうでも) いい、という気持ちに対しては、そもそも社会人としてどうか。他者の立場に立って物事を考える必要がある」と訴えました。

 

 さらに、「あの人は仕事ができないから、迷惑と思ったことがある場合、

 なぜ、できないのか。ルールはあるか教育されているか、組織の配置はどうか、仕事量はどうか、自分達はそのために何をしなければならないのかと考えてみてはどうか。もちろん当該部署の責任者はそう考え、仕組みづくりや教育を行う」

 

 また、「なんで言ったことができないのかしら、と思う前に、言い方、説明の仕方、示し方、教え方、確認の仕方、自分達でできる仕事を他部署に押し付けていないか、自分達の仕事がうまくできていないのではないか等、自分(達)に問題はないかを考えるようにして欲しい」と話しました。

 

 「皆が盛り上がって、楽しく、そして自分の成長を感じながら仕事ができる組織をつくらなければならない。

 

 まずは、さまざまな目標があるが、結果として適正利益を出すこと。適正利益は患者から評価されたことの証拠。

 よい仕事を行えば必ず評価されるし、利益もでる。病院も安定的に医療を進めていくことができる。処遇の改善もできる。

 

 病院を地域にとって永遠の存在にしていく必要がある、こうした組織であれば部署間、あるいは部署内のコンフリクトは生まれる筈はない」、という整理をしました。

  

1.厳しい環境において、地域により高い貢献をすることが自分の使命

 

2.今までにない質の高い仕事をすることで、必ず、すべては自分に戻る

 

3.悔いのない人生のために、病院での仕事を通して成長する

 

4.仕事はまずは組織人としての自分のためにするもの。自分の成長なければ患者さんや利用者のためにも、組織のためにもならない。自己変革を前提として組織一丸となり成果をあげていこうと、まとめています。

 

 なお、現場でどうしても解決できない部署間コンフリクトや部署内コンフリクトはトップの介入による解決が必要になります。

 

 皆の力が一つになって、組織、そして日本の未来をつくります。頑張りましょう!